日高高校(上田優人校長)は10日、地域合同避難訓練と防災スクールを行い、同校生徒と周辺の保育園や幼稚園5園、御坊小学校児童、地域住民ら約1600人が参加した。
昨年に続き2回目。地震、津波が発生と想定し、園児や児童が続々と日高高に集まり、高さを確保できる3階に避難した。避難後は、さまざまな防災体験。ことし初めて訓練に取り入れた避難シューターでは階段が使えなくなった場合などを想定し、附属中生らが約12、13㍍ある3階の窓から滑って脱出。滑り始めて2、3秒で到着するスピードで、生徒たちは初めての体験に驚きながらも真剣に取り組んでいた。3年生の松山歩未さんは「とっても怖かったですが、あっという間に下に着きました。1度経験しておくことで、いざという時もスムーズに滑れると思います」と話し、万が一へ意識を高めていた。
このほか煙体験やパーテーション組み立て、バケツリレー、負傷者搬送法、ロープワーク、炊き出し、心肺蘇生法などがあり、JA紀州や御坊警察署、陸上自衛隊和歌山駐屯地、市消防、NPO法人寺子屋などをはじめ、多くの団体や企業が協力した。

