御坊市薗の御坊南海バス㈱(那須敏明社長)は16日、開幕迫る紀の国わかやま国体に合わせ、大型観光バスを導入した。
 三菱ふそうの「エアロエース」で、「衝突被害軽減ブレーキ」を装備。走行中に前方の障害物を感知し、追突やぶつかる恐れがある場合、運転手に警報やブレーキ操作で注意を促すほか、車線逸脱警報装置を備え、安全性を高めている。低燃費や低排出ガスの環境に優しいエンジンを搭載。安全、エコの最新車両で、一般の観光バスでは県内で初めて全席に携帯電話の充電用USBコンセントを配置している。
 19日の国体リハーサルでデビュー予定。シルバーウイークや26日からの国体で主力として運行していく。森本広樹営業課長代理は「携帯電話の充電ができるようになっています。安全、エコで安心して楽しい旅行に行ってもらいたい」と笑顔を見せている。