共産党県委員会は26日、来年夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)に、党県常任委員の坂口多美子氏(39)=和歌山市=を公認候補として擁立すると発表した。選挙に向けては自民党が現職鶴保庸介氏(48)=当選3回=の公認を決めており、選挙戦突入が確定的となった。
 坂口氏は堺市生まれで、平成10年から昨年3月まで和歌山中央医療生協に看護師として勤務。ことし4月の和歌山市議選に立候補し、落選している。この日、県庁で会見し、「命を守る仕事をしてきた看護師、子どもを持つ母親として、安倍政権が進める安保法制は絶対に許せない」と決意した理由を説明。誰もが平等に安心して医療が受けられるよう社会保障制度の充実を図りたいとの抱負を述べた。
 参院選の和歌山選挙区は6年前の前々回が鶴保氏と民主新人、共産新人、3年前の前回は自民現職、共産新人、諸派新人がいずれも三つどもえの選挙戦を展開。来年夏に向けては鶴保、坂口2氏のほか、民主党が公募などで候補者の選考を進めており、いまのところ維新の党は候補者を立てるかを含めて白紙の状態とみられている。