第64回近畿中学校総合体育大会のバドミントン競技が5、6日に奈良県大和郡山市総合
運動公園多目的体育館で開かれ、男子ダブルスで松洋2年の岩橋稜典・柏木颯組が準優勝。
中学校になって初めての全国大会(20日から北海道釧路市)出場を決めた。
 各府県予選を勝ち抜いてきた12組が出場し、トーナメントで熱戦。県予選を2位で通過
した岩橋・柏木組は初戦京都のペアを2―1、2回戦で奈良のペアを2―0、3回戦で滋賀
のペアを2―1で下し、決勝では県予選でも敗れた和歌山の日進ペアに0―2で敗退したが
、全国へ進めるベスト4に入った。
 2人とも小学1年生のころから地元の美浜クラブでバドミントンを始め、当時からペアを
組んでいる。後衛の柏木君が相手の甘い球を誘い、前衛の岩橋君が決めるスタイルで、小学
生時代は4、5、6年と全国に出場し、6年の時はベスト8に入っている。中学校に入って
からも、駅伝部に所属しながらバドミントンを週に3回練習。今大会を振り返り「実力を出
せてうれしいです」と笑顔。全国に向けては「まずは1回戦突破が目標。県、近畿大会と敗
れている日進のペアと対戦することがあれば、今度こそ勝ちたいです」と闘志を燃やしてい
る。