第97回全国高校野球選手権和歌山大会3日目の11日は1、2回戦各2試合が行われ、第1試合では日高が和高専との地元対決を制して6年連続の初戦突破を果たした。4回までは一進一退のシーソーゲーム。日高は同点で迎えた5回、相手投手の制球難、守備の乱れと3連続安打などで一挙5点を勝ち越し、6回以降も着実に加点して12安打12得点で大勝した。和高専は序盤に一時リードを奪うなど健闘したが、6年ぶりの初戦突破はならなかった。
日高
100251012 12
002100100 4
和高専
 日高は初回1死三塁から関本が痛烈に中前へはじき返し、1点を先制。1点を追いかける4回の攻撃は大山、野の安打などで1死二、三塁とすると、山﨑の遊ゴロが敵失を誘って一気に2者が生還。同点で迎えた5回は2四球と大前の三塁前バント安打で1死満塁と攻め、野の右翼線適時打、山﨑の左前2点適時打で3点を加え、なおも捕前バント失策で満塁としたあと押し出し死球、さらに内野ゴロの間に1点を奪った。6回には無死三塁から大山の中犠飛で1点。8回には巽の一塁線を破る二塁打などでつくった1死満塁の好機に大前がスクイズを決め、9回は2死満塁から巽の左前へポトリと落ちる幸運な2点二塁打でだめを押した。守っては3失策とミスも目立ったものの、楠見(4回)、関本(4回)、西浦(1回)の継投で逃げ切った。
 和高専は3回1死満塁から永谷の押し出し死球と吉田の投前スクイズで一時逆転に成功。4回には太田の左中間二塁打などで無死一、二塁とし、清水の犠打野選と敵失で再び同点に追いつくなどの粘りを見せた。7回にも坂上の中越え適時二塁打で反撃したが、4回以降の大量失点が痛く、坂上、福井、坂上、建畠の必死の投手リレーも実らなかった。