去る20日、御坊市立体育館で開かれた小学生対象のバレーボール教室で、VチャレンジリーグのJTマーヴェラスの選手が講師に訪れた。現役の日本トップ選手との触れ合い、本気のスパイクに子どもたちが目を輝かせていたのが印象深かった。ほんまもんに触れたことで、子どもたちにはいい刺激になったことだろう。この経験が子どもたちの将来に影響した、とのちにいえる日が来るかもしれない。子どもの可能性は無限なのだから。JTマーヴェラスの監督を務めているのは、元日本代表でアトランタオリンピックにも出場した吉原知子さん。プロ選手になるために、いま子どもたちに必要なことって何でしょうかと質問すると、「夢、目標を持って頑張ることだと思います」と丁寧に答えていただいた。夢や目標は子どもたちを強くするだろう。
バレーボール教室が開かれる1週間前、目標を達成した瞬間のチームを目の当たりにする機会があった。小学生バレーの県大会で日高地方の名田ソレイユが優勝し、全国大会出場を決めた瞬間だ。選手、ベンチはもちろん、応援席では同じ日高地方から出場していた選手や保護者も精いっぱい応援した姿はまさにスポーツマンシップといえる。選手たちの頑張り、さっきまでライバルだった人たちの一体となった応援、スポーツの素晴らしさに感動した瞬間でもあった。
44年ぶりに本県で開催される紀の国わかやま国体まで100日を切った。日本トップクラスの選手たちのほんまもんの戦いが繰り広げられる。子どもたちにはこの絶好の機会を目の当たりにしてもらいたい。それが夢や目標を持つきっかけになるかもしれない。無限の可能性を信じ、がむしゃらに頑張れ。夢は必ずかなう。 (片)

