昨年募集したライオンズクラブの第27回国際平和ポスターコンクールで、御坊中央(蕨野敏博会長)がスポンサーの小澤萌恵さん(当時松原小6年、現在日高附属中1年)の作品が、大阪・和歌山エリアの335―B地区のキャビネット審査で特別賞を受賞。28日に御坊商工会館で開かれた同ライオンズクラブ例会で表彰式が行われた。同クラブでは初めての快挙で、会員らから大きな拍手が送られた。
 コンクールでは「愛・平和・理解」をテーマに世界各国のライオンズクラブで作品を募集。小澤さんの作品は、かわいい2匹のイルカが地球を両手で愛情いっぱいに優しく支えている様子を表現。イルカの周りには世界各国の国旗や色鮮やかな虹、鳥などが描かれている。作品は御坊、日高、美浜の3市町の10校の児童から寄せられた御坊中央ライオンズクラブの審査で最優秀賞を獲得。御坊から上富田町の7クラブを対象としたリジョン審査も通過し、キャビネット審査で、最優秀、優秀に次ぐ特別賞に選ばれた。
 表彰式では、蕨野会長が小澤さんに北畑英樹地区ガバナーからの表彰状を伝達。蕨野会長は「クラブにとって初めての快挙。こんなにうれしいことはありません。会員全員で喜んでおります。これからも勉強などいろいろなことに頑張って素晴らしい人生を送って下さい」とたたえた。小澤さんは「世界の人々が、戦争がなく、平和でいられることを願いながら描きました。このような賞に選んでいただきとてもうれしく、驚いています」と述べ、会員からは大きな拍手で祝福された