先月末、美浜町の森下誠史町長が現地の県人会創立50周年記念式典への招待を受けて訪問したカナダBC州のリッチモンドから22日、日系4世の大学生ら3人が美浜町を訪れた。ジャネッサさん(23)とブレイデンさん(21)の姉弟は三尾にルーツがあり、現在も三尾の人たちと交流のある祖父母のふるさとを初めて訪れ、感激の様子。森下町長の案内で、日の岬パークにあるアメリカ村カナダ移民資料館も見学した。
リッチモンドから美浜を訪れたのは、大学生のジャネッサさんとブレイデンさん、それに2人の友人の大学生ケビンさん(23)の3人。先月末、森下町長がリッチモンドを訪問した際、美浜ゆかりの日系移民の子孫として紹介され、ジャネッサさんは森下町長に「今度は私たちが日本へ行きます」と、美浜での再会を約束していた。
3人は5月1日に来日し、東京、大阪、広島などを巡り、21日夜は甲子園球場で阪神―巨人の伝統の一戦に大興奮。22日朝に御坊駅へ到着し、まずは車で煙樹ケ浜の海岸、松林を眺めながら日の岬パークを訪れ、アメリカ村カナダ移民資料館で通訳を介して、森下町長から展示品や写真の説明を受けた。
ジャネッサさんとブレイデンさんの祖父村尾敏夫さん(95)と祖母喜美代さん(88)は、ともに三尾からカナダへ渡った移民1世の子ども。2人はいまも元気で三尾の人たちとメールや電話で交流があり、3人は午後から三尾の曾祖父母それぞれの家があった場所や龍王神社を訪問した。
ジャネッサさんとブレイデンさんは「美浜は景色が素晴らしく、とても落ち着いた雰囲気でいいところ。今回は自分たちのルーツをたどることができてすごくうれしいです」と話し、ケビンさんも「日本やこの美浜で学んだことを資料にして、リッチモンドの人たちに伝えていきたい」と話していた。

