みなべ町への「ふるさと納税(ふるさと応援寄付金)」件数が、本年度がスタートしてわずか1カ月半で早くも過去最高の28件となり、人気を呼んでいる。これまで梅干しだけだった返礼品に本年度から干物と備長炭も加え、さらに今月14日、これからが旬の青梅を追加してから申し込みが急増。4月から町のホームページに返礼品の写真を掲載して情報発信していることも要因とみられ、町では「早速効果が出た」と喜んでいる。
同町へのふるさと納税件数は、スタートした平成20年度は6件、21年度も同じく6件、22年度は4件、23年度8件、24年度9件、25年度にようやく12件と二桁になり、26年度はこれまでで最も多い18件だった。
本年度分は今月14日現在で23件、さらに事務手続きが済んでいない申し込み5件を合わせると28件。なんと、わずか1カ月半でこれまでの年間件数を大きく上回る人気となっている。
町では、「返礼品の追加とホームページへの掲載で効果があったのでは」と分析。1万円以上の納税者への返礼品はこれまで梅干し(白干しやハチミツ漬けなど)1㌔だけだったが、昨年、町議会の一般質問で「ふるさと納税を活用してもっと多くの特産品をPRしてはどうか」との提案があり、4月1日からアジやウルメイワシなどの干物、紀州備長炭(3㌔程度)を追加。今月14日には青梅(5㌔相当)も期間限定(6月10日まで)で加えると、青梅だけで3件の申し込みがあった。町では「町の特産品を多くの人にアピールできる機会になれば」と期待している。
ふるさと納税は、寄付額の2000円を超える部分について一定の上限まで原則として所得税・個人住民税から全額が控除される仕組み。

