現職と新人の一騎打ちとなった美浜町長選は序盤から中盤に差しかかり、両候補とも町内全域で懸命のお願い連呼。初日の3日は選挙カーを下りてのスキンシップや街頭演説を行い、4日は朝から幹線道路沿いに立って通勤ドライバーらに笑顔を振りまいた。
 現職の森下誠史候補(59)=三尾=は3日、出陣式を終えて地元の三尾から本ノ脇、新浜、浜ノ瀬、田井、吉原、入山、和田西などを選挙カーで巡回。途中、何カ所かは車を下りて歩き、4日も朝から中央公民館南側などに立ち、町内全域を回ってお願いコールに声をからした。
 新人の谷進介候補(56)=三尾=は3日の出陣式後、和田地区を回って田井畑のWAY近くの交差点で街頭演説。午後からは浜ノ瀬地区内を歩き、道で出会った住民とは握手をかわして支持を求めた。4日朝は新浜ロータリーに立って手を振り、終日、町内を西へ東へ奔走した。