御坊市のつばさ保育園(園児122人)で20日、防犯教室が開かれ、人形劇で不審者から逃げる方法を学んだ。
 御坊広域青少年補導センターと補導委員が手作りの人形とナレーションで分かりやすく指導した。下校途中の女子児童2人が若い男に声をかけられ、無理やり車に乗せられそうになり、急いできしゅう君の家へ駆けこむ内容。最後には「知らない人に声をかけられても、絶対についていかないでね」と呼びかけると、園児たちは「はい」とこたえていた。補導委員が不審者役となって園児に声をかけ、逃げる訓練も実践。御坊署員からは「大きな声で誰かに助けを求めながら逃げて」などとアドバイスを受け、知識を深めていた。