1047の地域(1000市町村、及び47都道府県)を調査対象としてブランド力を評価する「地域ブランド調査」の結果が発表された。平成18年から毎年実施されている全国最大の消費者調査。3万人が自治体の魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージなどを問う設問に解答した結果を点数にして表し、ランキング方式で示している。
都道府県別の結果では北海道が6年連続で1位。続いて京都府が2位に入った。3位は沖縄県、4位は東京都、5位が神奈川県だった。和歌山県は昨年より1つ順位を上げて37位となったが、下位からは抜け出せず、全国的には魅力があまり感じられていないようだ。
市町村別でみると、函館市(北海道)が前年の2位から5年ぶり2度目のトップ。2位は前年3位の札幌市(北海道)。前年1位だった京都市は3位に後退した。和歌山県内では100位以内に白浜町が唯一、前年の81位から5つ順位を上げて76位に入っただけだった。こうしてみると、和歌山県や県内の市町村の魅力は低いようだ。
都道府県や市町村の全国的な魅力が上がることは、いろんな面でプラス効果が生じる。好イメージを与えることで他の地域から地方に移り住むIターン者が増えて多少なりとも人口減対策にもつながるし、観光振興でも大きな効果を発揮するだろう。それにはまず自治体自体を広く知ってもらうという、知名度を上げることが重要となる。
いま、みなべ町と田辺市が世界農業遺産で登録を目指している「梅システム」が認定され、みなべ町をはじめ日高地方や和歌山県の魅力を全国や世界に発信するきっかけになればと思う。 (雄)

