先日、友人宅の庭でバーベキューをしていると、時折不愉快な気持ちと恐怖を感じさせる厄介者がやってきた。スズメバチである。近くに巣があるのかどうか分からないが、ブーンという嫌な音をたてながら筆者らがだんらんしている付近を周回。その度に警戒しなければならず、見えなくなるまで気が気でなく、楽しい気分に水が差された。そういえば秋祭りの際にスズメバチを見かけることが結構あり、筆者も食事やゴミ箱を積んでいる軽トラックをしつこく周回され、嫌な思いをしたことがあった。
調べてみるとスズメバチはこの時期、女王バチを育てるようになるのに伴い、巣に対する防衛行動が活発化しているという。スズメバチが周りをしつこく飛び回ったり、空中で停止したり、アゴをかみ合わせて「カチカチ」という音を出すなどしたら危険信号だそうだ。ちなみに追い払おうとしたり、接近にびっくりして大声を出したりするのは、ハチが興奮してしまうので大変危険。先日のバーベーキューの際には追い払ったことも多かったので、小欄を書きながら反省している。
予防策としては、匂いに気をつけることが大切だそうだ。化粧品や清涼飲料などに含まれる匂いのなかには、スズメバチの攻撃行動を誘発するフェロモン成分が含まれているものがあり、ジュースの缶にハチが入っていて唇を刺された例もあるという。それに黒くて動くものに対しては攻撃する習性もあるらしく、できれば衣類にも気を配りたい。バーベキューや若中が黒い衣装を身に付ける祭りなど日常生活の何気ない行動で誘引しているスズメバチ。晩秋までは活動が活発なので、注意を。 (昌)

