21日からスタートした秋の全国交通安全運動の一環で、日高地方の各市町では22日朝、一斉に街頭啓発が行われ、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
 印南町古井地内、古井郵便局前の県道では、交安協会、交通指導員、交安母の会、地域交通安全活動推進員、小中学校教諭、地域のボランティア、役場職員ら17人が参加。通勤途中の車を1台ずつ止めて啓発物資を手渡し、「安全運動が始まりました。安全運転をお願いします」と意識高揚を訴えた。同県道は午前7時から8時までの1時間で300台近い交通量があり、登校の児童の安全も見守った。
 運動は30日まで。子どもと高齢者の事故防止がテーマで、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の事故防止、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶の3点を重点に、取り締まりの強化や安全教室などを展開する。