プロバスケットボールNBLの和歌山トライアンズの寺下太基選手(34)が11日、日高町の農村環境改善センターを訪れ、日高ミニバスケットボールクラブの選手を指導した。
 寺下選手は、塚本鋼平アシスタントコーチ(37)とともに男女49人の子どもたちにパスやドリブル、シュートなどバスケットの基礎と技術など教えた。ドリブルの練習では、寺下選手は「強く、速く、低くの3つがとても大事。低くはひざより下でドリブルをすることがポイント」と身振り手振りで説明。子どもたちに技術を習得してもらおうと何度も練習させ、「ドリブルは練習した分だけ上手になります」とアドバイスを送り、子どもたちは〝強く速く低く〟を心掛けて懸命に取り組んでいた。
 寺下選手は身長190㌢のスモールフォワード。県出身の唯一のプロバスケットボール選手でことし6月に滋賀レイクスターズからトライアンズに移籍した。