みなべ町と町社会福祉協議会主催の敬老福祉大会「元気ふれあい長寿のつどい」は4・6日、紀州南部ロイヤルホテルで開催。2日間で75歳以上のお年寄り約670人を招待しており、1日目は334人が会食やステージを楽しんだ。式典では、小谷芳正町長が「皆さんの健康的な笑顔は町の活力になる」と長寿を祝福した。
 町内の対象者は2274人で、昨年の2308人より34人減少している。1日目の出席者で、男性の最高齢者は晩稲の中本功さんで92歳、女性は西本庄の山西操さんで97歳。小谷町長は「長年にわたって家族や地域を支えてこられた功績に敬意を表します。行政も、健康で長寿の町づくりを目指して頑張っていきたい」とあいさつ。田中昭彦議長も自分の健康法などを話しながら「体と頭を使い、病気にならず元気に過ごしてもらいたい」と祝った。町長寿クラブ連合会の中村武史会長は「健康に気をつけて、いつまでも光り輝きながら過ごしましょう」と祝辞を述べた。
 このあと、会食を楽しみながら演芸のステージや舞踊ショーなどを楽しんだ。西岩代の貴志貞夫さん(82)は「梅畑の草を刈ったりするのがちょうどいい仕事。それが健康につながっていると思う」、埴田の山本清さん(89)も「よく食べてよく寝ることが健康にいい。植木の手入れをしながら過ごしています」と笑顔で話していた。
 田辺市民合唱団の第28回定期演奏会は、27日午後7時から紀南文化会館大ホールで開かれる。入場料は500円。問い合わせは同合唱団℡0739-24-7106。