5月31日から6月6日の1週間は「禁煙週間」として各地で啓発活動が行われた。1989年に世界保健機関(WHO)が5月31日を「世界禁煙デー」と制定し、厚生労働省が31日からの1週間を「禁煙週間」と定めた。啓発は全国的に行われ、日高地方でも街頭啓発などがあった。
 たばこ産業の「平成25年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は32・2%。昭和40年以降ではピークの83・7%(昭和41年)から半分以下に減少。年代別では40代が41%で最も高く、続いて30代の39・9%、50代の36・4%、20代の29・9%、60代以上では23・8%となっている。一方で、成人女性の平均喫煙率は10・5%で、ピーク時の昭和41年から減ってはいるもののほぼ横ばい。30、40、50代のここ数年の推移をみると増加している年もある。
 そんな中、ロシアでは6月1日から禁煙法が強化され、レストランやホテル、カフェなどでの禁煙が義務付けられた。喫煙が許される場所は原則として個人が所有する車内や自宅のみとなり、違反した場合は罰金が科せられるようになるという。また九州大学の調査によると、喫煙者は認知症になるリスクが非喫煙者に比べて2倍に高まることがわかったという。712人を対象に15年かけて調べたとのこと。
 値上げに場所の制限、またこういったニュースが出ると喫煙者は肩身が狭くなる思いだろう。九州大の認知症リスクについては、途中で喫煙をやめたという人は非喫煙者と同じリスクにまで下がったとのことなので、このニュースをきっかけに禁煙を始めるのもいいかもしれない。半年以上禁煙中の筆者も気持ちを新たにしたい。  (城)