印南町は27日に町公民館で戦没者追悼式を行い、遺族らが英霊636柱の冥福を祈った。
 日裏勝己町長は「二度と戦争を繰り返すことのないよう、世界の恒久平和を多くの人々と手を携えて進めていくとともに、過去の戦争体験を若い世代の人々に引き継ぎ、全町民の戦争と平和に関する意識の高揚に努めてまいりたく存じます」。遺族会の野村茂一会長は「戦没者の方々に心から哀悼の誠をささげ、遺族の皆さまとともに平和への力強い歩みをさらに一歩前進させていくことをお誓い申し上げます」とそれぞれ追悼の言葉を述べ、出席者が順に献花していった。