2014近畿トランポリン・シャトル競技大会(近畿トランポリン連絡協議会主催)は29日、日高川町の川辺西小学校体育館で開かれ、一般の部で日高川町の中津トランポリンクラブメンバーの「和歌山本隊」が見事優勝を飾った。
 各チームの選手が、交互に跳躍を繰り返して1種目ずつ増やしていき、3分の間に相手がミスをしたり、種目を間違えれば、勝利となるルール。
 中津トランポリンクラブからはジュニア、一般の両部に各3チームが出場。トーナメントで争った。一般の和歌山本隊は石本冴、石本和可奈、玉置舞の3選手がメンバー。1回戦で大日トランポリンクラブAIR(大阪)を代表決定戦の末に下すと、2回戦でふわふわ~ず(京都)、準決勝で高槻市連盟(大阪)をそれぞれ1―0で破り決勝に進出、くまとり(同)と対戦した。石本冴、石本和可奈の2選手が粘りの演技を見せて引き分け。最終の玉置選手は難度の高い連続技や複雑なコンビネーションで相手選手のミスを誘って見事に勝利を飾った。石本和可奈監督(20)は「府県代表の部では優勝していますが、一般の部の優勝は初めて。とてもうれしいです。守りに入らず積極的に攻めたのがよかった」と笑顔で話していた。一般、ジュニアのほかの5チームはすべて2回戦までに姿を消した。4人で争う府県代表の部では、中津トランポリンクラブメンバーからなる県代表チームが3位入賞を果たした。