元町議同士の一騎打ちが確実となっている日高町長選(5月6日告示、11日投開票)へ向けて23日、立候補を予定している金﨑昭仁氏(55)=原谷=の後援会が事務所開きを行った。荊木地内、Aコープ南の事務所には約400人(主催者発表)の支援者が集まり、金﨑氏は「日高町の明るい未来に向かって、子どもからお年寄りまで豊かで安心して暮らせる町づくりを進めていく」と力を込めた。
 まず後援会の鍵本元雄会長があいさつし、「(金﨑氏は)若くて行動力のある人物。皆さま方のお力をお借りして町長の座に押してください。仕事をさせてやってください。きっとご期待に応えるものと確信しています」と支援の拡大を呼びかけた。友人2人や後援会幹事長の芝充彦さん(高家)のあいさつに続いて壇上に立った金﨑氏は「町長という大きな席を与えていただけるものなら、日高町の明るい未来に向かって、子どもから高齢者まで安心して暮らせる町づくりを進めていく」と決意を表明。大地震の防災・減災対策、町おこし、子育て支援、高齢者福祉の重点施策をアピールするとともに「26年度事業を滞りなく行うのが一番大きな公約」などと訴えた。これまでの前哨戦については「出遅れは空気として感じている」と出馬表明、後援会開設などで先行する相手陣営を意識した発言も行い、「1人では本当に力は微々たるもの。ぜひとも皆さんのお力をお借りし、5月6日までには追いつくように持っていき、最終的に追い越したい」と声を張り上げた。最後に青年部の木村好孝さん(小坂)の発声で「ガンバローコール」があり、結束を固めた。
 町長選には同じく元町議の松本秀司氏(58)=志賀=も立候補を予定。松本氏は去る20日に後援会事務所開きを行っている。