御坊市消防は20日、新しいはしご車を導入した。
 これまで使っていたはしご車は平成4年に購入しており老朽化に伴い更新した。はしごの長さ15㍍や車両の大きさは変わらないが、以前ははしごに消防ホースを添わせて放水していたが、新車ははしごに送水管がついており、車体側面の送水口にホースを連結するだけ。隊員が乗り込むバスケット部分の2カ所に放水口があり、筒先を装着して方向を自由に変えて放水できる。これまでより放水までの時間が短縮でき、効果的な消火活動が実践できるようになった。
 市役所駐車場でお披露目され、柏木征夫市長は「火災のときは被害を最小限にくい止めるよう活用してほしい」と願いを込めて話していた。