東日本大震災から丸3年を迎えた11日、犠牲者への鎮魂の祈りを込めて日高組浄土宗青年会(会長・寺坂良弘西福寺住職)のメンバー8人が、御坊市名田町野島の観音寺で追悼法要を行った。
 同会は郡市内の若手住職らでつくっており、托鉢(たくはつ)で集まった募金を被災地に送るなどの支援活動も行ってきた。追悼法要は毎年恒例で、約2時間にわたりお経を唱えた。寺坂会長は「震災で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。震災の悲しみを忘れず、復興への願いを込めてお勤めしました。これからもずっと続けていきたいと思います」と話している。