日高高校中津分校生が各企業などで職業体験するインターンシップが29、30の2日間、郡市内で行われた。
 日高広域消防では2年生で野球部員の岡本朔弥君、岸本大樹君、丸山諒君の3人が消防隊員を体験。初日午後からはレスキュー隊となって救助訓練に挑戦した。3人はオレンジ色の出動服を着て、ロープ降下にチャレンジ。高さ10㍍からロープを頼りにビルの壁伝いに降りる救助技術で、「壁を歩くように降りることがコツ」などとアドバイスを受けて実践。初めての経験ながら見事に任務を完了していた。消防隊員に興味があって選んだという岸本君は「やる前は怖いと思ったが、やってみると怖さはなかった。すごくいい経験ができました」と笑顔で話していた。中州に取り残された人の救出や放水なども経験した。