県高校室内テニス大会が15、16日に和歌山ビッグホエールで開かれ、女子ダブルスで日高女子硬式テニス部の圦本茉暉・山下千彩貴組(いずれも2年)が見事優勝。平成7年の創部以来、初めての県大会優勝となった。また圦本さんはシングルスでも2位と健闘した。
 女子ダブルスには16組が出場し、トーナメントで熱戦。圦本・山下組は初戦海南のペアを6-1、2回戦で和歌山商業のペアを7-5、準決勝で開智のペアを6-2で破り、決勝では田辺のペアに6-1と安定した戦いぶりで栄光をつかんだ。32人が出場したシングルスでは圦本さんは初戦で和歌山商業の選手を6-2、2回戦で田辺の選手を6-1、3回戦、準決勝と近大和歌山の選手を6-2で破り、決勝では那賀の選手と大接戦の末6-7で敗れた。
 圦本さんは小学4年生、山下さんは中学2年生からテニスを始めた。2人は「優勝できてうれしいです」と笑顔いっぱい。圦本さんはシングルスを振り返り「決勝で敗れた相手は夏の大会でも負けていたので悔しいです。次の大会でリベンジしたい」と意気込んでいる。
 日高女子テニス部は、これまで県公立高校テニス大会女子団体(昨年9月)では優勝した経験があるが、私立も含めた全体の大会での優勝は初めてとなる。