JR御坊駅前商店街などの地域活性化イベント「ごぼう駅前マーケット」が、今月1日に同駅前で行われた。「地元ならではの産物、技術、芸術、そしてそこで生まれたとびっきりの笑顔を1人1人自分自身の意思で発信しよう」というコンセプトの下、今回で5回目。それぞれの店の自慢の一品などが売られており、毎回、高校生の楽器演奏、ミニ鉄道体験、モトクロスの技術披露など、工夫を凝らして誘客のための努力もしている。
ところが残念なことに、販売する側の参加店舗数の減少で最初のころのにぎわいがなくなってきたように思う。確か第1回では駅前一帯にずらりと店が並んでいたが、今回はほんの一角に店がある程度。苦労されている実行委員会のメンバーらには叱られるかもしれないが、 「きょうは本当に開催しているのかな?」と思ってしまった。年の瀬が迫ってきて各商店が忙しい中、今回は出店を見送ったという店舗もあると思うが、このままでは少々寂しいイベントに思える。
しかし、御坊駅はバリアフリー化に向けて動き出しているし、平成27年には紀の国わかやま国体も控えて駅の利用客増加が見込めるため、地元の産物をPRするには駅前がうってつけの場所となる。さらに客を呼ぶためには、マーケットの開催日に御坊駅下車の観光ツアーの商品を作ってもらうとか、旅行企画会社にマーケットに立ち寄るツアーを組んでもらうとか、他の団体や機関と連携する方法もあると思う。
次回開催は来年1月26日。いずれにしても「継続は力なり」であり、今後も続けていただきたい。それには何よりも関係各店の意欲や熱意が大切で、さらなる奮起を。 (吉)

