中学生・高校生による科学研究の成果をたたえる「第57回日本学生科学賞」の県審査(読売新聞社主催)で、日高高2年生課題研究タンポポ研究班の「日高地方におけるタンポポの分布から」が県議会議長賞を受賞。昨年に続き2年連続となる中央審査(11月16、17日に東京)進出を決めた。
 同校のタンポポ研究は平成23年から実施。タンポポには在来種、外来種、在来と外来が交じった雑種の3種があり、御坊市と周辺町の分布を調べた。これまでの調査で、在来種は調査地域のほとんどの場所で生育、外来種は市街地を中心、雑種もほとんどが市街地中心で生息していることが分かった一方、美山の一部(川原河周辺)に外来種や雑種が点在した。
 今回の調査では、なぜ市街地にあるはずの外来種・雑種が美山の一部に存在するのか調査。土地の利用状況を示したデータなどと照合した結果、該当地域が都市化しているとは言えず、椿山ダムや道路建設などで開発が一気に進んだことが要因でないかと分析した。また調査を進める上でこれまで報告にない、新たなパターンで受精する雑種も発見し、研究成果に付け加えた。
 受賞に際し生徒たちは「4月から放課後や夏休みを使ってみんなで研究してきた成果が出て、うれしいです」と笑顔いっぱい。昨年の中央審査では入選3等となっており、「今回は昨年以上を目指し、提出までにさらに修正を加えていきたい」と意気込んでいる。メンバー10人は次の皆さん。
 中筋彩見、山本実永、塩崎俊介、土屋知也、松本悠、寺井美樹、友渕千尋、山下凉実、山根菜恵子、湯森梢