日本テレビ主催のクイズ番組「第33回全国高等学校クイズ選手権」の近畿地区大会(今月7日にテレビ放送済み)で、紀央館チームが県代表に選ばれ、全国大会出場権を獲得した。智弁和歌山などの強豪校を倒し、同校初の栄冠。全国大会は8月にすでに開かれており、13日午後9時から日本テレビ系列で放送される。
紀央館チームは、いずれも3年生でスポーツ、芸能など幅広い分野に詳しい坂本朋生君(美浜町和田)、英語など学校の勉強に強い市谷友佑君(日高川町江川)、雑学や工業分野が得意の土屋勇樹君(御坊市湯川町財部)の3人。高校に入って出会った友人同士で、テレビを見て「楽しそうで出てみたい」と応募。坂本君と市谷君は昨年も地区大会に出場している。
地区大会は近畿の各府県が集まって同じ出題で競い、それぞれの府県の代表を決めた。和歌山からは約20チームが出場。最初の問題は○×ゲーム形式の「YES・NOクイズ」3問で、2問正解すれば通過できる。1問目はフランスのシャンゼリゼ通りと大阪の御堂筋通りのどちらが長いかで、3人は迷わず御堂筋を選び正解。2問目の警察署と消防署のどちらが多いかは、警察署を選び不正解だったが、3問目の「夏の高校野球、優勝回数が最も多いのは大阪である」では、野球に詳しい坂本君がすぐ○とわかり、見事正解した。
1問目が終わった時点で和歌山勢はほとんどが落ち、残ったのは紀央館1チームと智弁和歌山2チームの3チームのみ。その後、2回戦、3回戦、準決勝と進み、最後も3チームで決勝戦。出題は1問2ポイントのクイズ5問と、ターンテーブルの上で1枚1ポイントのコインを何枚積めるか。紀央館と智弁和歌山の1チームがクイズで3問正解の6ポイントを獲得。コイン積みではまず紀央館が12枚積み、18ポイント獲得。クイズで6ポイントの智弁和歌山チームは、13枚積みに成功し19ポイントを獲得したが、その後コインが崩れ結果は0ポイント。13枚目が詰まれ一時落胆していた紀央館の3人は、思わぬ大逆転にガッツポーズ。「もうだめだと思いました。全国出場を目指してはいましたが、本当にいけることになるとは思っていなかったのでびっくりしました。運も味方してくれました」と喜びを爆発させた。
全国大会は勝ち進めばフランスに行く必要があり、3人はすぐにパスポートを取得。「目指すは全国優勝」と掲げ、同校の生徒たちからの応援を受けながら東京で開かれた全国大会1回戦に挑んだ。全国大会の結果は公開されておらず、3人の活躍も13日の放送で明らかになる。

