「英語が苦手」という、いとこの子ども(中学生の女の子)がいる。少し前、「一度、海外旅行に連れて行ってもらったら」と勧めてみた。実際に海外へ行って片言でも英語で話をしたり、また異文化にふれることで外国に興味を持てば、勉強に取り組むモチベーションが増すかもしれないと提案した。
 そういう筆者の海外デビューは、30歳を過ぎてから。初めて滞在した国はデンマーク、クヌッセン機関長没後50周年に行われた県と日高町の訪問団の同行取材。それから社員旅行で中国、新婚旅行で仏領ニューカレドニアと立て続けに海外へ行く機会に恵まれた。
 デンマークでは自転車の道が整備されていたり、海上に風力発電の風車が立ち並ぶ光景を目の当たりにした。「フォークちょうだい」の英語の発音が悪かったために悪戦苦闘。レストランで店員に注文する際、指さししてしまってプライドを傷つけられたと激怒される日本人も見かけ、文化や風習の違いも肌で感じることができた。中国はイメージ通りという感想。ニューカレドニアでは「ほんとに同じ地球上?」と自然の素晴らしさに感動を覚えた。よくいわれることだが異国での体験は、日本のよさを再発見する契機にもなる。子どもの頃に経験することは大きな財産になるのは間違いなく、それなりに費用はかかっても損はないと思う。
 地元にも異文化交流支援団体がある。「アミイ」もその一つ。先日、フランスへ出かけ、交流を成功させた。いきなり海外へ行くのに不安を感じる人は、そんな団体の活動に参加してみてはどうだろう。アミイは来春の仏人観光客受け入れへ新会員を募集中。詳しくは本紙28日付4㌻の特集紙面を。 (賀)