県内の公立高校で1日、 卒業式が行われた。 市内の日高 (髙田晴美校長) では普通科191人、 総合科学科38人の計229人、 紀央館 (栗本恵司校長) では普通科157人、 工業技術科41人の計198人が卒業。 保護者や在校生、 教職員から祝福の言葉を受け、 3年間の思い出を胸に新たな一歩を踏み出した。
 日高 卒業証書授与のあと髙田校長が式辞。 環境問題を語るうえで重要なフレーズとして世界的に有名な 「Think Globally、 Act Locally (シンク・グローバリー、 アクト・ローカリー)」 という言葉を紹介。 「『視野を広くして考え、 身近なところから取り組め』 という意味ですが、 私は2つの言葉の間に 『and』 を加えています。 これは、 考えたり議論するだけでなく、 『必ずできるところからやるのが大切』 というメッセージを込めています」 と説明。 「 『Think Globally and Act Locally』。 私が一番大切にしてきた言葉です。 皆さんも自分流に考えてください」 とはなむけの言葉を贈った。
 紀央館 卒業証書授与のあと、 栗本校長は、 幕末に活躍した吉田松陰の 「自分の中には知らない自分がある」 という意味の言葉 『未見 (みけん) の我』 とこの言葉を歌った昭和の詩人、 安積得也の詩を紹介。 「人はそれぞれ違う個性、 大きな可能性を持っています。 あなたの中には、 あなたが知らない素晴らしいあなたがいます。 あなたに気付いてほしいと待っている才能が眠っているのです。 今のあなただけで、 あなたという人を決め付けたりしないでください。 校歌にあるそれぞれの価値それぞれの道も同じ意味。 自分の可能性を信じよう、見つけよう未見の我」 と激励した。 卒業生を代表して、 普通科の木村瞬輝君が答辞を述べた。