日高町の中善夫町長の諮問機関、 温泉館 「海の里」 運営検討委員会 (小宮正昭委員長) は7日、 町営温泉館 「海の里 みちしおの湯」 (方杭) の改革案をまとめた報告書を提出した。
 報告書は平成23年5月から全16回の委員会でまとめた。 中身では 「管理、 運営業務を委託するよう、 平成25年度当初予算に反映を求める」 「町民の利用向上に町全体で取り組み、 地域の活性化に寄与できるような施設づくりを望む」 「将来、 施設設備の老朽化等により財政を逼迫 (ひっぱく) することが懸念される場合は議会の意見等も十分考慮し、 適切な判断を望む」 の3点を提言している。
 町では提言を受け、 新年度から管理、 運営を民間委託する方針。委託先には産湯海水浴場の運営を担っている日高町地域振興㈱(石家良昭代表)が候補に挙がっている。管理、運営を民間委託すれば物産販売のサービス向上、事務効率化などのメリットがあるという。