平成15年度から17年度の県議会議員への政務調査費に違法な支出があったとして、 市民オンブズマンわかやまが仁坂吉伸知事を相手取り、 約1億5200万円の返還を県議らに請求するよう求めた訴訟の判決が29日、 和歌山地裁であり、 高橋善久裁判長は議員39人に計約7850万円を返還させるよう、 仁坂知事に命じる判決を言い渡した。
高橋裁判長は事務所費や事務費、 人件費の一部に違法な支出があったと認定。 なかには事務用品・備品購入代として、 年賀はがき代や毛髪活性剤の購入費、 電動歯ブラシの替えブラシ代、 映画 『Shall we ダンス?』 のDVD代なども含まれていたという。
判決を受け、 山下直也議長は 「判決内容の詳細を確認するとともに、 県の対応を注視していきたい」、 仁坂知事は 「判決内容を精査し、 上級審の判断を仰ぐかどうかを含め、 よく検討したい」 とコメントを出した。

