日高郡市ジュニアバレーボール連盟の第34回新人大会が27日、 みなべ町の上南部小学校を主会場に開催され、 南部が2年連続6度目の優勝を飾った。 6年生引退後初の公式戦で、 男女13チームが熱戦を展開。 南部は持ち前の攻撃力が冴え、 決勝では御坊つばさとの接戦を制した。 ベスト4の名田ソレイユ、 稲原ジュニアまでが2月3日に開催される県新人大会日高予選のシード権を獲得した。
 上位4チームに与えられる県新人大会のシード権をかけて、 4グループに分かれての予選リーグのあと、 各グループ2位までの8チームで決勝トーナメントを行った。
 決勝は南部と御坊つばさが激突。 南部は強烈なスパイクで着実に加点し、 粘るつばさを振り切り、 2―1で昨年に続いて栄冠を手にした。 つばさもサーブとレシーブが冴えて第2セットを奪うなど善戦したが、 一歩及ばなかった。 南部の生駒明広監督は 「トスをしっかり上げてアタッカーがよく決めてくれ、 練習の成果を出せた。 サーブとサーブカットでミスがあったので、 修正していきたい」 と収穫の大きさを強調した。 御坊つばさの青木務監督は 「南部戦は攻撃力の差が出たが、 決勝らしい戦いができ、 新チームとして最高の滑り出し。 これから打倒南部を目標に頑張りたい」 と選手をたたえていた。
 3位決定戦は名田ソレイユが稲原に2―1で勝利した。 個人賞、 上位3チームのメンバー、 全試合結果は次の通り。
 個人賞 優秀賞=谷本優花 (南部)、 原梨紗 (御坊つばさ) ▽敢闘賞=北野有瞳 (名田ソレイユ)、 丸木しおん (稲原)、 出口翔竜 (川辺ひかり男子)、 土屋萌 (内原)、 平松楓 (美山)、 萩山斗珠子 (川辺ひかり女子)
 結果《予選グループ》Aグループ=南部2―0名田ソレイユ、 南部2―0由良アタッカーズ、 名田ソレイユ2―0由良アタッカーズ▽B=御坊つばさ2―0内原、 印南はまゆう2―1日高、 御坊つばさ2―0日高、 内原2―0印南はまゆう▽C=美山2―0美浜ひまわり、 稲原2―0美浜ひまわり、 稲原2―0美山▽D=川辺ひかり女子2―0川辺ひかり男子、 川辺ひかり女子2―0日高中津、 川辺ひかり男子2―1日高中津《決勝トーナメント》1回戦=南部2―0川辺ひかり男子、 稲原2―0内原、 御坊つばさ2―0美山、 名田ソレイユ2―0川辺ひかり女子▽準決勝=南部2―0稲原、 御坊つばさ2―0名田ソレイユ▽3位決定戦=名田ソレイユ2―1稲原▽決勝=南部2―1御坊つばさ