第1回県高校生英語ディベート大会兼第7回全国高校生英語ディベート大会県予選が和歌山マリーナシティ内のわかやま館で開かれ、1年生4人でつくる日高高校チームが4位入賞した。論理的な思考力に加え英語力も必要な難易度の高い大会。1年生ながら事前に準備した多くのデータやチームワークを駆使して各校を破り、12月15日から千葉県の幕張総合高等学校で開かれる本大会出場を決めた。
 大会は英語のネイティブスピーカーなどを除く高校生を対象に開かれ、和歌山では初。テーマについて「肯定」「否定」の立場に分かれて英語で討論し、いかに相手チームの意見を論破できたかなどを競う。テーマは「日本の大学は9月から学年を始めるべきである。是か、非か」で、県内9校から12チームが出場し、3チームごとの予選リーグ、ベスト4の決勝トーナメントで競った。
 日高高校は肯定側では「国際化」などのメリットを挙げ、否定側では「家計負担の増加」などで攻め、予選で桐蔭1、橋本に勝利。決勝トーナメント初戦で向陽1、3位決定戦で向陽2に敗れたが、全国に進めるのは2校のみで、上位3位を向陽のチームが独占したため、出場権を獲得した。
 4人は伊藤慎之介君(御坊市)、上出将太君(由良町)、寒川紗季さん(日高川町)、永野安奈さん(御坊市)。付属中学校時代の生徒会役員でチームワークは抜群。留学経験などはないものの4人とも高い英語力を持ち、放課後に2、3時間、土曜、日曜日も集まって肯定、否定それぞれの意見を出し合うとともに、理論付けるためのあらゆるデータも集めてきた。大会を振り返り「予選2試合の相手チームの意見は想定内でしたが、向陽からは思っていた以上の意見が出てきました」と話し、全国に向けては「県大会で欠けていた部分を補うとともに、さらに多くのデータを集めて、上位8位の入賞を目指したい」と意気込んでいる。
 全国大会には64校が出場し、予選リーグ、決勝トーナメントで競う。テーマは県予選と同じ「日本の大学は9月から学年を始めるべきである。是か、非か」。優勝校は、来年1月にイスタンブール(トルコ)で開かれる世界大会の出場権を獲得する。