全日本ジュニア空手道選手権大会が大阪府立体育館で開かれ、 高校生男子の部初級クラスで紀央館空手同好会の竹林義人君 (2年) が見事優勝。 空手は1年生の夏から始めたばかりで、 わずか1年で日本一の快挙を成し遂げた。
 同クラスには全国から9人が出場し、 トーナメントで熱戦を展開。 竹林君は初戦、 延長戦の末、 上段回し蹴りで技ありを奪って優勢勝ち。 2回戦は相手の棄権で不戦勝となり、 準決勝は開始5秒で上段回し蹴りがさく裂、 この技ありで優勢勝ちとなった。 決勝は両者譲らず、 一進一退の攻防を繰り広げたが、 残り15秒で竹林君が下段蹴りを連続で繰り出し、優勢勝ちした。
 大会を振り返って、 「相手はみんな強かったですが、 得意の下段、 上段蹴りを中心に攻め続けて勝つことができました」 と話し、 初の日本一には 「とてもうれしい。 今後も活躍できるよう頑張りたいです」と喜んでいる。