平成24年度小学生学年別柔道大会県予選会が26日に岩出市民総合体育館で開かれ、6年生女子45㌔級で久保井塾の久保井仁菜さん(切目)が見事優勝した。決勝では、昨年敗れた選手にリベンジを果たすこともでき、初の全国大会(第9回全国小学生学年別選手権大会・8月26日に鹿児島市)出場を決めた。
 6年生女子45㌔級には17人が出場し、トーナメントで熱戦。久保井さんは初戦で松江クラブ(和歌山市)の選手を抑え込みで1本。2回戦は柔友会(岩出市)、準決勝は西部クラブ(橋本市)の選手に判定勝ち。決勝は正木道場(和歌山市)の芝奈那子選手(藤田)と対戦。昨年も全国切符を争った選手で、持ち前の粘り強さで寝技に持ち込み、見事1本をとった。身長140㌢、体重40㌔。5歳から久保井塾で柔道をはじめ、級位は少年1級。得意技は、立ち技では「背負い投げ」、寝技では「上四方固め」。県大会を振り返って「2試合で1本をとれてうれしいです」と笑顔。全国大会に向けては「目標は3位までの入賞です」と意気込み、「寝技だけでなく立ち技でも1本をとれるように、大会までに得意の背負い投げを中心に練習したいです」と張り切っている。
 このほか全国出場は逃したが、日高地方から次の6選手が入賞した。