みなべ観光協会 (中松武雄会長) は今月下旬ごろ、 「みなべ観光ボランティアガイドの会」 (仮称) を立ち上げる。 住民から会員を募り、 町内を訪れた観光客らに名所案内する組織。 現在会員を募集中で、 担当課では 「町内の観光産業の活性化につなげていきたい。 興味のある人はどんどん参加してほしい」 と呼びかけている。
 同協会は昨年度の事業計画で観光ガイドの養成を掲げ、 一般から募集。 昨年9月から紀州語り部の山本賢さん (芝) を講師に招くなどして月1回の割合で研修を重ねてきた。 ことし2月に行われた観梅ウオークで初めて観光客を案内し、 実践デビュー。 活動を本格化させるため、 組織化することを決めた。 設立総会の日程はいまのところ未定だが、 担当課では 「今月下旬ごろに開きたい」 と話している。
 活動内容は地元観光地の梅林、 熊野古道、 史跡、 商店街などを案内し、 観光客へのサービス向上、 誘客促進を図る。 ガイド活動を通じて、 世代を超えたつながりが深まることも期待されている。 月1回程度の割合で研修会や勉強会も開催し、 ガイド育成や資質向上も図る。
 現在は新たにボランティアガイドを募集。 対象は町内在住在勤の18歳以上で、 研修会などに参加してボランティアガイドの活動が可能な人。 希望者は役場産業課にある申し込み用紙に必要事項を記入し、同課内の事務局までファクスか持参で届けること。詳しくは事務局℡72-4949まで。