市内3幼稚園・保育園の園児が東日本大震災の被災地へ送った手作り応援メッセージに、お礼の写真とメッセージが届いた。
 JA紀州中央の「エコキャップ運動」で御坊、御坊はこぶね両幼稚園とつばさ保育園の園児が特大の手紙を作製。エコキャップ推進協会を通じ、福島県郡山市の保育園「キッズルームパオ」と田村市の菅谷小学校へ届けられた。
 お礼は、園児からの手紙と一緒に撮影した写真と感謝のメッセージ。キッズルームパオからは「(園児は)寄せ書きの手形に手を合わせて自分と同じくらいのお友だちを探してみんな『わーわー』感激していました」、菅谷小からは「(児童は)『すごい、園児のみんなが書いたの!?』とびっくりし、『自分たちももっと頑張るぞ~』と元気いっぱいでした」と添えられ、芝光洋組合長は「子どもたちの思いが伝わったようでうれしい。一人一人の手は小さくても、大勢でつなげば大きな輪になる。もっと全国的に絆が深まり、東北の力になれれば」と話していた。
 このほか、同JAが贈ったスターチスとカスミソウは11日に行われた富岡町合同慰霊祭の会場内写真展で飾られ、遺族に配られた。