自分では興味のない世界、興味はあってもよくわからない世界にも首をつっこみ、いろいろと教えてもらえるのが記者の仕事のおもしろいところ。そういう意味で、先日からいくつかまったく未知の世界にお邪魔した。1つはコスプレ、もう1つはタカのウォッチング。どちらもふだんはあまり目につかないが、趣味としている人は大勢いて、仲間とともにその時間を楽しんでいる姿がちょっとうらやましく思えた。
コスプレは、主にアニメやゲームに出てくるキャラクターのコスチュームを着て、頭の先から足の先まで完全になりきって、同好の人たちと集まる。ネット通販などで衣装を買い、カツラやメガネ、カラーコンタクトもそっくりそのままコピー。そんな仲間がライブハウスなどに集まり、夜通し、アニソン(アニメソング)やゲームソング、ユーロビートなどに合わせて踊りまくるダンスパーティーが人気だという。
タカは夏の終わりから冬のはじまりにかけて、越冬のため東北方面から四国、九州を経て東南アジアへ渡っていくが、美浜町の日の岬(国民宿舎裏の日ノ山)は関西屈指の観察ポイント。ことしも先月中旬から徳島に向け紀伊水道を渡るタカが飛んできており、11月上旬までいろんな種類のタカを間近に見ることができる。土日には野鳥の会のメンバーやタカマニアの人たちが数十人から100人以上、超望遠レンズのカメラを持って集まるそうだ。
仕事、芸術、スポーツ、学業...まずは意識を変え、行動を変えてみれば、どんな分野にも趣味は見つかるはず。そこでの新しい人との出会いが運命を変え、それが豊かで「最高の人生」につながるかもしれない。 (静)

