美浜町の森下誠史町長は15日、台風12号の豪雨で日高川等から流れ着いた煙樹ケ浜の大量の流木などのごみについて、一部のシラス漁(地引き網)の漁場を早期に復旧させるため、ごみ処理費850万円の補正予算を議会に追加提案。16日の本会議で可決され、来週中にも撤去作業にかかる見通しとなった。
今回の豪雨では日高川から数百頭の肉牛が流され、和田から本ノ脇、三尾にかけての海岸や磯に多数漂着。煙樹ケ浜にはかつてない大量の流木などごみが打ち上がり、中に牛や魚の死骸も含まれているとみられ、時間がたつにつれ数日前からは悪臭も漂い始めている。
煙樹ケ浜のごみは国の災害復旧事業として県が主体となって撤去する予定で測量等が進められているが、ゴーサインが出るまでまだしばらく時間がかかる見通し。そこで町はシラス漁が一日も早く再開できるよう、浜ノ瀬、吉原、和田の地引き網の場所のごみだけでも先に撤去するため、単独事業として補正予算を追加提案した。
16日は平成22年度町国民健康保険特別会計決算認定など7件の決算を認定。追加の一般会計補正予算を可決して閉会した。
議会は21日、県に対して県営椿山ダムの放流データ等の資料提出を求め、日高振興局の東岡誠吾局長に仁坂吉伸知事あての要望書を手渡す。同様の要望は12日に日高川町議会が行っている。

