台風12号の被害を受けたみなべ町に、 特産の梅が取り持つ縁で各地から見舞いが相次いでいる。 16日にはかねて取り引きのある大手酒造メーカーのチョーヤ梅酒㈱ (本社・大阪) が役場第1庁舎を訪問して支援金を手渡したほか、 去る13日にも漬け物材料の産地同士として交流がある鳥取県の福部らっきょう生産者組合から 「一日も早い復興を」 と支援金が届けられた。 小谷芳正町長は 「大変ありがたい。 有意義に使わせて頂きます」 と話している。
同町とチョーヤ梅酒は梅酒の原料となる青梅でつながりが深く、50年にわたる付き合い。報道などでみなべ町の被災を知り、16日に同社の金銅俊二専務(55)が見舞いに来町した。被災状況などの写真を見ながら小谷町長と会談。「親戚以上の付き合いをしてきたみなべ町が大変なことになり、心を痛めている。清川や高城地区にはよく行っていたので、土砂崩れで被害に遭い亡くなられた清川の男性ともお会いしたことがあった」と悼み、小谷町長に支援金100万円を手渡した。
福部町のらっきょう生産組合とは漬け物材料の生産地同士として交流があり、旧南部川村当時の平成13年から梅料理研究会らが同町に行き、梅干しとらっきょうを使った料理を合同で研究したりしていた。現在は団体交流はなくなったが、個人で交流が続いている。みなべ町の災害に対し、「一日も早く立ち直ってもらいたい」と同組合からの支援金5万円が現金書留で届いた。「報道で被害を受けられたことを知り、居ても立ってもおれない気持ちでいっぱい。本来はすぐにでも出向き、人的・物的支援をするのが筋ですが、らっきょうの植え付け作業中ということもあり、それもかなわず申し訳ございません。一日も早い復興ができますことをお祈りします」と見舞いの手紙が添えられていた。小谷町長は「一日も早く復興、復旧できるよう有意義に使わせて頂きたい」と感謝している。

