本格的に暑くなるシーズンを前に、御坊市と日高広域の両消防が、熱中症の予防を呼びかけている。消防によると、高温多湿な環境に体が適応できず生じる「めまい」「けいれん」「だるさ」「体温上昇」「意識状態が悪い」といったさまざまな症状の総称。いつでもどこでも誰でも条件次第でなる危険性があるが、正しい予防方法を知って普段から気をつけることで防げるという。
熱中症の救急搬送が多いのは7~8月の夏場だが、例年5月ごろから搬送される人が増加。日高地方で昨年は5月13日から9月27日まで106人、今年もすでに今月4日にみなべ町で10代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されている。
熱中症が起こりやすい「環境」は「気温が高い」「湿度が高い」「風が弱い」「日差しが強い」「締め切った屋内」「エアコンがない部屋」「急に暑くなった日」「熱波の襲来」など、「体」は「高齢者や乳幼児」「肥満」「糖尿病などの持病」「食事があまりとれていない」「下痢等による脱水症状」「二日酔いや寝不足といった体調不良」など、「行動」は「激しい運動」「慣れない運動」「長時間の屋内外作業」「水分補給ができない状態」など。これら「環境」「体」「行動」の要因が重なれば、リスクが高まるため、注意が求められている。
また、熱中症特別警戒アラートが発表されると、重大な健康被害が生じる恐れがあるため、自発的で積極的な予防が必要。「エアコンを適切に使う」「外出はできるだけ控え、暑さを避ける」「外での運動は原則中止・延期する」「屋内での運動はエアコン稼働や換気を徹底する」「こまめな休憩や水分・塩分補給をする」ことを呼びかけている。

