
今年3月2日から災害復旧工事が行われている御坊市野口、県道日高印南線の現場で9日、見山(通称とんび山)の斜面の掘削工事がスタート。斜面での作業に特化した高所無人掘削機「ケンファイター」が使われ、日高振興局から15人、御坊市から9人の職員も見学した。
現場では昨年11月に10㌧の巨岩が落石。その後も降雨のたびに落石が続き、全面通行止めとなっている。復旧工事は高さ60㍍付近の岩肌を掘削、勾配を緩くして落石を防ぐ「セーフティークライマー工法」で実施。工事費は1億2998万7000円。施工は日高川町江川の株式会社柏木建設(柏木学代表)。同社社員から「縦にも横にも移動でき、角度80度までの斜面を登れる特殊な掘削機」など説明があり、参加者は掘削機が急斜面を登りながら作業する様子を興味深く見守った。日高振興局建設部道路課の山口直人課長は「施工困難な工事個所。作業員の安全を確保しながら慎重に進めますので、皆様にはご不便をおかけいたしますがご理解お願いいたします」としている。


