リニューアル工事中の成田空港第1ターミナル中央ビルエスカレーターでインスタレーション 「空の環」 とともに金﨑さん㊨と田辺竹雲斎氏

 今春の供用開始に向けてリニューアル工事
が行われている千葉県の成田空港第1ターミナル中央ビル4、5階で、日高町特産の黒竹が使われたインスタレーション(作品を含む空間)がほぼ完成。国際的に注目される竹工芸家が手掛けるアート制作に黒竹を届けた原谷の金﨑竹材店代表金﨑昭仁さんも「日本の空の玄関口。海外の人ら多くの人に黒竹を知ってもらえるいい機会になる」と笑顔を見せている。

 竹工芸家・四代田辺竹雲斎氏の成田空港プロジェクト。金﨑さんによると、ほとんどが日高町の黒竹で、竹1本から10本程度できるという竹ひごが約1万5000本使われている。4階エントランスから約100㍍にわたり竹が張り巡され、その先の4、5階吹き抜けエスカレーター部に10㍍以上の木のように編み込まれた作品「空の環」。5階の天井まで広がっており、照明も取り付けられている。

 完成を前に11日、金﨑さんも現地を訪れ見学。田辺竹雲斎氏は「黒竹が使えてよかった。思った作品に仕上がっている」と話していたという。今後、イタリア・ベネチアでのアート制作にも黒竹が使われる予定。金﨑さんは「黒竹の魅力を多くの人に知ってもらえれば」と話している。