アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するロボットをプラモデルにした、いわゆるガンプラの人気が高まっている。関連商品を含めた総売上は2019年に793億円だったが、今年3月期では2300億円超になる見通し。コロナ禍の巣ごもり需要を機に増えたユーザーが定着したほか、海外にも市場を拡大。「SEED FREEDOM」「ジークアクス」などの新シリーズも展開したことで人気に拍車がかかり、昨年夏にはプラモデルの新工場を建設して生産能力を強化、何とも景気のよい話である。
そんな中、映画「閃光のハサウェイ」の第2部が先月30日から公開。第1部の公開から実に4年半余り。11日間で興行収入15億円、観客動員91万人の大ヒットとなっている。先日、筆者も映画館で観て来たが、映像がきれいで戦闘シーンの迫力満点。深みのあるストーリーは何か世界情勢が不安定な現在社会に通じるものも感じ、早くラストの第3部が観たいと思った。
この「閃光のハサウェイ」に登場する主役機はやたらゴツゴツした尖った感じの機体で、第1部で観た時は「カッコ悪る~」と思っていたが、第2部での戦闘シーンを観て180度転換し、一気に好きになった。映像による宣伝効果とは恐ろしいものである。とにかく量販店でそのガンプラを手に入れようと思ったら売り切れ。高値の転売ヤーからは買いたくないので、大手通販サイトを見ていると1個だけ定価で販売しており、すぐさま購入。ラッキーだったと思う半面、またも企業側の販売戦略に乗せられたという複雑な気持ちはあるが、ガンダム市場の規模が今後どこまで拡大するのか、ファンの一人として大変興味深く見守っている。(吉)

