日高新報戦後80年プロジェクト
証言なき未来へ
消えゆく戦争体験者の記憶

好評発売中
B6版 426頁
本体2000円+税
前作「その日がくる前に」から10年
消えゆく戦争体験者の記憶
約70のストーリーが一冊に
御坊・日高地方をエリアとする日刊地方新聞の日高新報社は昭和の戦争が終わって80年の節目に合わせ、毎年8月の戦争体験者に聞く連載「終わらざる夏」の記事をまとめた書籍「証言なき未来へ 消えゆく戦争体験者の記憶」を発刊致しました。
2015年、戦後70年のプロジェクトとして発行した前作「その日がくる前に」から10年。シリーズ第2弾となる今回は、地元でも語り継ぐ人がいなくなった日高川町串本のB29墜落事件、美浜町三尾の空襲、満州国の機密情報を書き残した外交官林出賢次郎さん、B29に決死の体当たり攻撃を敢行した印南町出身の入山稔さん、日高町の元特攻隊員花道柳太郎さん、美浜町の幻の飛行場建設計画のほか、飛行機乗りに憧れた少年、生きるため食べるだけで精いっぱいの戦争をたくましく生き抜いた女性など、約70のストーリーを収録しています。
再び世界の緊張が高まるなか あの悲惨な歴史を繰り返さないために
中国との戦争が予想をはるかに超えて泥沼化し、国内の経済、国民生活が苦しくなるなかで、国家の存亡を賭けて、国力のすべてを動員する総力戦で米国との戦争に突入していった日本。真珠湾攻撃に始まる緒戦こそ連戦連勝を重ねたものの、開戦からわずか半年後には形勢が逆転。その後は敵の圧倒的な物量の前に防戦一方となり、最後は広島と長崎に原子爆弾を落とされ、約3年8カ月に及ぶ戦いが無条件降伏という形で終わりました。
あれから80年が過ぎたいま、わが国を取り巻く安全保障環境はかつてなく緊張が高まっており、国内外の政治は保守とリベラルが対立し、戦後、国際社会が築き上げた反戦・平和の理念、法の正義が揺らいでいるといわれています。まもなくやってくる証言者(戦争体験者)のいない未来に向け、あの悲惨な戦争を二度と繰り返さないため、過去の戦争に向き合い、歴史を正しく知ることが求められています。
日高新報戦後80年プロジェクト取材班
体験を語っていただいた皆さん
【2016年 終戦から71年】
日高川町串本にB29墜落
予科練で鹿児島の串良へ(御坊市の東山郁さん)
生き延びてかみしめる平和(印南町の故中家弘之さん)
あの夏の日の恐怖いまも(日高川町の故白井由宏さん)
本土決戦に備えて▽ソ満国境で終戦、シベリアへ(龍神村の故岡本昇さん)
降り注ぐ焼夷弾(日高町の故杉村邦雄さん)
語られない記憶(日高町の玉置雅孝さん、御坊市の間戸さと子さん)
【2017年 終戦から72年】
県都が焼け野原に(由良町の故池本護さん)
開拓団の子どもたちを教育(御坊市の故浜田英雄さん)
やりきれない惨状(印南町の故山下平一さん)
第八連隊に入り朝鮮へ(御坊市の故上田畊さん)
塩屋で爆弾と機銃掃射の恐怖(御坊市の故上田タマヱさん)
飛行機に憧れ予科練へ(由良町の故中塚清さん)
戦争は異常が日常に(日高川町の故宇和眞作さん)
平和を願い、伝えたい(鹿児島市の宮井紀行さん)
【2018年 終戦から73年】
生きた農学校の経験(みなべ町の故武市弘さん)
妻を残し大陸で戦った夫(美浜町の故中村サゞ枝さん)
戦争真っただ中の青少年期(日高川町の故長岡竹治さん)
防空監視から海軍へ(日高川町の故宮本貢さん)
場の雰囲気で海軍志願(御坊市の故田中新次さん)
友達や家族の死に直面(日高町の故小瀬静代さん)
運のいい人生だったが…(美浜町の丸山百合子さん)
満州国の機密を遺した男(御坊市の故林出賢次郎さん)
【2019年 終戦から74年】
和歌山大空襲で九死に一生(龍神村の故山本修一さん)
御国のため、看護婦に(御坊市の故石橋アキヱさん)
現地の人と積極的に交流(みなべ町の瀧本文吉さん)
飛行機乗りか教師か(日高町の故小瀬輔造さん)
戦場の父を守った力(日高町の故山﨑喜藏さん)
死の淵の恐怖、いまも(御坊市の故夏目英一さん
活字にならなかった一冊の本(御坊商工高校平和を考える会)
たとえ自分は死んでも…(御坊市の故南嘉美さん)
【2020年 終戦から75年】
命救ってくれた兄からの手紙(美浜町の故芝﨑シズヱさん)
神戸の大空襲に遭遇(日高町の山田君代さん)
大空にあこがれた少年(印南町の故入山稔さん)
戦火ですべてが変わったふるさと(美浜町の鈴木徹三さん)
戦場で地獄を見た夫(御坊市の故竹田玉枝さん)
世話係となって命拾い(みなべ町の故西口正一さん)
特攻で死にたくなかった(日高町の故花道柳太郎さん)
【2021年 終戦から76年】
つらい戦争の記憶を後世に(和歌山市の田嶋弘章さん)
怖いことばかりだった(由良町の田中雅子さん)
ただ逃げるだけの日々(印南町の故山崎貞男さん)
降り注いだ焼夷弾(美浜町の岡本淨さん)
戦争一色の少年時代(日高町の木下美津夫さん)
攻撃を受けて感じた死の恐怖(みなべ町の故坂本健三郎さん)
祖国への愛に燃える若者(日高町の故吉野伊太郎さん)
連隊の自信と誇りを胸に(身近な精鋭ロクイチ)
広島、長崎の惨状に衝撃(御坊市の故北出俊一さん・北出玲子さん)
【2022年 終戦から77年】
強く優しく、奔放な女性(美浜町の故池上みちさん)
真面目に、正直に、慎ましく(日高川町の笹貞義さん)
戦争の中を生きた少年時代(美浜町の故古田雅計さん)
幻の飛行場
【2023年 終戦から78年】
戦争一色の学生時代(御坊市の津村幸子さん)
B29墜落 父の体験(日高川町の中島知久平さん)
忘れられない出来事(御坊市の福田郁子さん)
故郷なき日本人(御坊市の故大津妙子さん)
【2024年 終戦から79 年】
沖縄で伯父が戦死(日高川町の児玉正さん)
生死分けた祖母のひとこと(美浜町の井澗勝子さん)
日々食べることだけ(印南町の岸山正二さん)
先細る遺族会
父がニューギニアで戦死(御坊市の塩路茂一さん)
【2025年 終戦から80 年】
我慢の日々、親に感謝(印南町の壽川裕紀子さん)
のどかな羽六の農村で(日高川町の井口扶枝子さん)
夫が地獄のビルマへ(御坊市の井上惠美子さん)
空襲も無邪気な視点で(日高川町の伊奈寛雄さん)
37歳で在満召集、シベリアへ(美浜町の故木村榮十郎さん)
世界最大の戦艦の悲劇(田辺市の故田隅榮一郎さん)
身は桜の花のごとく(美浜町の故塩﨑竹千代さん)
【その他】
新聞は何を伝えたのか
消えゆく戦争の記憶のよう(源行寺のタブノキのお地蔵さま)
※2026年1月20日時点
著 者 日高新報戦後80年プロジェクト取材班
発行者 津村周
発行所 株式会社日高新報社 644-0011、和歌山県御坊市湯
川町財部604 ℡0738-24-0077
https://hidakashimpo.co.jp
Email: hensyu@hidakashimpo@co.jp
四六版 426頁 定価2,000円+税
取扱店:WAY書店TSUTAYA美浜店(美浜町田井 ℡0738-32-0230)、WAYロマンシティ御坊店(御坊市湯川町財部 ℡0738-32-3222)、TSUTAYA WAYガーデンパーク和歌山店(和歌山市松江 ℡073-480-5900)、宮脇書店和歌山店(和歌山市広瀬中ノ丁 ℡073-422-2151)、いろは書房(御坊市薗 ℡0738-22-3521)、ブキャンドック大谷(御坊市湯川町小松原 ℡0738-24-0590)、炭家書店(御坊市湯川町財部 ℡0738-23-3366)、イハラ・ハートショップ(日高川町初湯川 ℡0738-57-0086)
お申し込みフォーム
お申し込み完了後、ご入力いただいたメールアドレス宛に、送料を含めたご請求金額および振込先をお知らせいたします。
ご入金を確認次第、商品を発送いたします。
