日高町の比井崎漁業協同組合(濱正彦代表理事組合長)の朝市が17日、阿尾漁港で開かれ、にぎわった。地域の活性化や漁業の振興に向けて初の取り組みで、今後毎月開催。地元漁師らが販売する鮮魚をはじめ、地域の出店者のグルメに人だかりができ、漁港は買い物客の笑顔と活気があふれていた。

鮮魚を買い求める人たちでにぎわう漁港

 漁獲量の減少が続くなか、漁業の活性化や地域に人の流れを創出しようと、比井崎漁協が主催。地元等で水揚げされたタイやイカ、平アジ、カレイ、カマス、ムツといった新鮮な水産物やメバチマグロの切り身が並び、飛ぶように売れていった。

 アジの開きや「さばコロッケ」、米や野菜のほか、地域の事業者による出店で、ハンバーガーや揚げたてのイカ団子、寿司、キンパ、パン、ケーキのグルメがずらり。町内外から多くの人が訪れ、大きな買い物袋を手に持つ人や、なかには買った魚を入れた発泡スチロールの箱を抱えた人の姿もあった。

 濱組合長は「これだけ多くの人が寄ってくれて、うれしい。これからもにぎわいを創り出し、活性化に向けてやっていきたい」とにっこり。美浜町から家族で来ていた片山千波さん(35)はマグロやイカ、ナマコを購入し、「きょうは手巻き寿司。新鮮な魚がいっぱいで、魚が好きな子どもたちも楽しそう。すごいにぎわいでびっくりしました」と話していた。