師が走り、年が明けて早くも半月。二十歳の集いに、消防の出初め式があり、十日えびすや鏡開きと1月の行事が過ぎていく。
消防の出初め式は今年、美浜町と日高町で取材した。美浜町は松洋中学校グラウンドに団員70人と消防車両11台が集結。松林へ向けての力強い一斉放水で士気を高めた。日高町では農村環境改善センターに3分団と荊木婦人防火クラブの計83人が整列し、無災害を願って決意新た。部隊の観閲が行われた。
さて、山梨県上野原市と大月市にまたがる扇山の山林火災は、発生から1週間となる14日も消火活動が続き、焼失面積は約180㌶に拡大。14日も朝から自衛隊のヘリによる上空からの放水に加え、消防による地上からの消火活動の様子がニュースで流れていた。それらによると、火は西に向かい延焼。けが人や建物への延焼は確認されていないが、77世帯145人への避難指示が継続しているという。
昨年2月に発生した岩手県大船渡市の大規模な山火事を受け、今年から林野火災の予防を目的とした「林野火災注意報」と「林野火災警報」の運用が始まっている。御坊市、日高広域の両消防によると、山火事が増える1~5月の間、雨が少なかったり、乾燥注意報が出ていたりする場合に注意報、加えて強風注意報の発表で警報を発令。山林での火の使用が制限され、屋外での喫煙やたき火が対象になる。注意報による火の使用制限は努力義務。警報になると、罰則が設けられている。
林野火災は人的要因から出火に至るケースが多い。注意報・警報が発令されていないから安全というわけではない。勇姿を見せてくれた消防団員らの出動がないよう火の取り扱いに注意しよう。(笑)


