日高川町入野、JAわかやま紀州地域本部紀州選果場で7日から、日高地方特産の温州みかん「ゆら早生」の出荷が始まった。今年は夏場の降雨が少なかったため、サイズは例年よりやや小玉傾向だが、糖度が高く、オリジナルブランド「ゆらっ子」(糖度11度以上)が例年よりも多い6~7割になるという。11月初旬まで収穫される。

極早生みかん「YN26」に続いて収穫時期を迎えた。選果場では果実の大きさや外観のきれいさのほか、センサーによる糖度や酸度をチェックして箱詰め。今シーズンは東京、大阪、仙台、富山、福島などに出荷される。今年の作柄は昨年の出荷量(670㌧)を上回る800㌧を見込み、初日は21㌧が出荷された。
同JAは「1週間ほど前から夜温が下がり、果実の色付きが進んだ。カメムシの被害が若干出始めたのが気がかりだが、今年は糖度が高く、酸っぱいのが苦手な人にもおいしく味わってもらうことができる。上々の出来」と話している。
ゆら早生は1985年に由良町で誕生した品種。宮川早生の枝変わりとして発見され、1995年に品種登録された。早生種の中でも早い時期に収穫される極早生種で、果肉を包んでいる皮(じょうのう)が柔らかく、高い糖度と濃い味が特長。


