プロ野球、巨人の泉口友汰内野手(26)=御坊市熊野出身=が今季最終戦となった1日の中日戦(東京ドーム)に3番・遊撃手で先発出場し、2打数2安打で打率3割1厘と3割台に乗せた。1日現在の出塁率も小園(広島)の3割6分1厘5毛を6毛差で上回る3割6分2厘1毛でリーグトップに立った。

 泉口はプロ入り2シーズン目。巨人の選手が規定打席に到達し、打率3割を超えたのは2019年の坂本勇人(3割1分2厘)以来6年ぶり。プロ2年目以内に限定すると、11年の長野久義(3割1分6厘)以来14年ぶりの快挙となる。今季はリーグ6球団でも、3割超は広島の小園と泉口の2人しかいない。

 1日の試合前の打率は2割9分8厘だったが、初回の第1打席で四球を選び、2回の第2打席は右翼線に二塁打を放って打率2割9分9厘に上げ、4回の第3打席の右前打でついに一流打者の基準とされる3割をクリアした。打率ランキングは現在リーグ2位。6回の第4打席も四球で出塁し、出塁率でも小園を抜いた。 泉口は23年ドラフト4位で巨人入り。今シーズン通算成績は133試合に出場し、512打数154安打。本塁打6本、39打点。昨季は66試合に出場して打率2割1厘、本塁打1本、9打点だった。

 泉口は今季最終戦の試合後、「シーズンを戦っているときはそういう意識(3割)はまったくない。自分の中でついてきた数字という感覚。結果的によかった」と話した。

 1日は日高地方関係選手ではオリックスの入山海斗投手(24)=日高中津高出身=が西武戦(京セラD大阪)に3番手で登板したが、4安打3失点で1死も取れずに降板した。