御坊市は29日、議会12月定例会(6日開会)に提出する一般会計補正予算案を発表した。
1億905万9000円を追加する以外に、債務負担行為として来年度の新規事業となる関係人口創出公演委託料550万円を設定。今年6月、市制施行70周年記念事業として開催した、御坊出身のヤマサキセイヤさんがボーカル&ギターのキュウソネコカミから親交のある国内ロック系などのアーティストを紹介してもらい、市民文化会館でライブイベントを実施する。イベント時には観光プロモーション事業なども行い、関係人口の創出、市の愛着と誇りを育む機会とする。キュウソネコカミは70周年の市スペシャルサポーターとなっており、次年度以降も協力を求めていく。
三浦源吾市長はこの日の会見で「キュウソネコカミのライブを機会にSNSなどで発信していただき、御坊のPRや関係人口創出に大変効果があった。次に来ていただく方もすごい方だと期待しており、その後も毎年紹介してリレー開催していきたい」と話した。
定例会への提出議案は補正予算含め18件あり、今年9月の議会で再任された弓倉正啓教育長の給料月額を6万円削減する条例や、市債権管理条例制定など。物品購入では大型トイレカーの購入契約の承認を求める。契約額は2346万円、契約相手は福岡県の株式会社モンテリオン(佐藤友香代表取締役)。